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リフォームにお得? お得じゃない? 施主支給のメリット・デメリット

「施主支給」とは、「施主自身で設備や建材を取り寄せて、その施主が取り寄せた設備や建材を工事業者が取り付ける方法」をいいます。
今回はこの「施主支給」と「リフォーム」を組み合わせて、リフォーム物件における施主支給のメリットやデメリットについて解説していきます。

リフォーム工事のときでも施主支給はできる

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「施主支給」は、新築物件を建てるときにしばしば選ばれる方法です。ただこの施主支給という選択肢は、新築だけでなく、リフォーム住宅のときでも選ぶことができます。

ただし、新築物件のときの施主支給と、リフォーム時の施主支給には異なる点もあります。

1.建材そのものを選ぶことは難しい

「どこまでの改築をもって『リフォーム』とするか」は個々の工事によって異なりますが、基本的にはリフォーム時は建材そのものを施主支給にすることは非常に難しいといえます。
もちろん「家そのものを大きく改築し、建築からほぼやり直す」というリフォームの選択肢もありますが、リフォームは多くの場合「内装の改築」「間取りの調整」「設備の変更」などにとどまることになるからです。そのため、リフォーム時の施主支給は、基本的にはキッチンやトイレ、カーテンレールや照明家具などのように、内装に関わるものだけに限られることが多いといえるでしょう。

2.新築時よりも設備のクオリティが上がっている

建築の世界は日進月歩であるため、新築時に比べて設備の選択肢が多くなっているのも「リフォーム時の施主支給」の特徴です。
40年前などに建てた家をリフォームしようとするとき、そのときには存在しなかった(あるいは一般的ではなかった)設備も選べるようになっています。たとえば今では当たり前になっているIHヒーターも、日本で商品化されたのは今から39年前のことです。このように、「昔は選べなかった・選択肢にはなかったもの」を取り入れることができるのは、リフォームの施主支給の大きな特徴です。
また、施主自身がメーカーに詳しくなっていることが多いため、より自分に合ったものを選びやすくなるのもメリットです。

3.「新築のときに不満に思った場所」を直せる

家は人生で一番大きな買い物ですが、一度で「理想の家」を建てることはなかなか難しいといえます。
「新築の一軒家を建てたが、キッチンの設備が不満だった」「業者の選択肢が狭くて、風呂場のデザインが気に入らなかった」などの不満点を抱いた人もいることでしょう。またこれらの不満点は、実際に暮らし始めてから初めて気づくことも多いものです。
しかしリフォームの場合は、このような不満点を解消するために動くことが可能です。さらにそこで、「たとえ工事業者が扱っていないブランドでも、自分の好きなものを取り付けられる施主支給という選択肢」を選ぶことで、さらに自分に合った家を作りやすくなります。

なお、これはリフォーム時の施主支給に限ったことではありませんが、一般的に、施主支給の場合は工事業者に丸投げするよりも、価格(コスト・費用)が抑えられる傾向にあります。また業者のなかには施主支給に非常になれたところもあります。

リフォーム住宅での施主支給にはデメリットも

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ただし、リフォーム時の施主支給にはデメリットもあります。

まず、すでに述べたように、リフォーム時は新築時とは異なり、建材を一から選ぶことは難しいといえます。そのため、「家を一から自分好みに作り上げたい」と考える人は、リフォームに踏み切る前に一度立ち止まって考える必要があります。

なおリフォーム物件の施主支給も、新築物件の施主支給同様、施主がある程度責任を負う必要があります。工事のスケジュールに合わせて設備が届くようにきちんと手配をしなければなりませんし、工事業者によっては「施主支給の設備は保証の対象外とする」としているところもあります。
さらに、施主支給で支給される設備は工事業者にとって扱いなれていないものであることが多いため、取り付け工事自体をしぶる業者もあります。場合によってはトラブルに発展する可能性も否定できません。
加えて、「施主支給に向く設備、向かない設備」があることも抑えておくべきです。たとえば照明家具やカーテンレールなどは取り付けもそれほど難しくなく、施主支給に向いている設備だといえます。対してキッチンや風呂場などは扱いも難しく、選択に慎重になるべき設備だといえます。

このように、リフォーム物件の施主支給と新築物件の施主支給では、同じ「施主支給」でも違いが見られます。また「施主支給」という選択肢自体が、デメリットとメリットを両方持ち得るものだということも理解しておかなければなりません。

私たちドルフィンでは、新築時の施主支給はもちろんリフォーム時の施主支給のご相談もお引き受けしています。「施主支給について知りたい」ということがあれば、なんなりとお問い合わせください。
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