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キッチンシンクの素材別特徴と選び方

キッチンに欠かすことのできない要素、それが「シンク(キッチンシンク)」です。シンクは長い間使い続けることになるものであるため、素材なども意識して選ぶ必要があります。
ここでは「システムキッチンにおけるシンク」に注目し、その選び方や役割について紹介していきます。

シンクの役割とは

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「シンク」は、システムキッチンにおいて欠かすことのできない要素です。シンクとはいわゆる「水場」を指す言葉であり、水道とセットになって語られます。汚れた食器を洗ったり、野菜などに代表される食材を洗ったり、鍋に水を張るために使ったり……と、ほぼ毎日使うことになる場所だといえるでしょう。

シンクには、必要となる要素がいくつかあります。
まず一つ目に、「耐熱性」が挙げられます。たとえば鍋のお湯を切るときに、シザルをシンクの中に置いて、そこに鍋の中身を入れてお湯を切る……という作業は、だれもが日常のなかでしていることです。

次に「掃除のしやすさ」が挙げられます。
シンクは水を使うところであるため、水垢に代表される汚れがたまりやすく、掃除をしていなければすぐに不衛生な環境になってしまいます。そのため、「掃除のしやすさ」にも注目する必要があるでしょう。

最後に、「デザイン性」についても目を向けましょう。
実はシステムキッチンは、ひとつの「インテリア」としての性質も持っているものです。部屋との相性を考えて作られたシステムキッチン(シンク)は、悪目立ちをすることもなく、自然と部屋に調和します。このような「デザイン性」についても考慮して考えるとよいでしょう。

シンクの素材を選ぼう! 代表的な3つの種類とその特徴から見る選び方

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上記のような要素が求められるシンクは、必然的に、「使える素材」が決まってきます。たとえば腐りやすく水に弱い「木」をシンクの素材として使うことは現実的ではありませんし、非常にさびやすい「鉄」などもシンクの素材の候補から外れます。
このようなことから、現在のシンクの素材は下記の3つから選ばれています。
・ステンレス
・ホーロー
・人造大理石
それぞれ見ていきましょう。

ステンレス

「ステンレス」は、鉄とクロム、そして炭素を組み合わせて作られる合金です。鉄はそのままでは水(と空気)による腐食を受けるものですが、ステンレスにすることで非常にさびにくくなります。
また、合金であるため耐熱性に優れ、強度も高いという特徴があります。食材の臭いなども付きにくく、汚れにも強いうえ、価格も手ごろであることもあり、昔からシンクの素材として選ばれてきました。

ステンレスのもっとも大きなデメリットは、「カラーバリエーションがない」ということでしょう。やや無骨な印象のする銀色のみの展開であるため、デザイン性の良さを最優先する人にとってはやや選びにくいというデメリットがあります。
また、水の跳ねた音が大きくひびくといマイナス面があります。
ちなみにステンレスは、それ自体はさびに強い素材ですが、「もらいさび(さびついた他の金属製品をシンクの中におくことによって、さびが移ってしまったかのように見える現象)」が起きやすいのも欠点です。

ホーロー

愛らしく清潔な印象をもたらしやすい「ホーロー」は、金属にガラスの層をふきつけて作る素材です。表面の加工が非常にきれいで美しく、「真っ白で透明感のあるキッチン」を作りたいという人にとって第一の選択肢となり得る素材です。
また、美しいだけでなく、高い耐久性を誇ることでもしられています。お手入れも簡単で、掃除をするときに手間取ることもありません。

ただホーローは、強度があるとはいえ、「ガラス」を使っています。素材がガラスであることから、重い物を落とすと表面が割れてしまうこともあります。
またホーローのシンクはステンレスシンクなどと比べてやや割高です。そのため、ある程度長く住み続けることが前提となる家でなければ選びにくいというデメリットがあります。

人造大理石

キッチンシンクだけでなく、キッチンの天板(調理台)としてもよく使われているのが「人造大理石」です。これは近年非常に人気を博している素材であり、さまざまなシステムキッチンに使われています。名前の通り「人造」で自由に色をつけられるため、カラーバリエーションが非常に豊富で、自分好みの色にできるというメリットがあります。
シンクは傷がつきやすい場所ですが、人造大理石は傷にも強いというメリットがあります。また、価格も比較的安価であり、メーカーごとによる質感の違いも楽しめます。

人造大理石のシンクは紫外線の影響を受けやすく、黄ばみが出やすいという点には注意しておきましょう。また、比較的強い素材ではありますが、割れる可能性はゼロではありません。

私たちキッチンデポでは、シンクに関するご相談も受け付けています。不明点などあれば、なんでもお問い合わせください。一緒により良いキッチンを作っていきましょう。▶https://www.kitchen-depo.jp/co

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