台所（キッチン）では、数多くの道具を使うことになります。特に家族の数が多い場合は、片付けるべき雑貨・片付けるべき調理器具の種類が多くなることでしょう。場合によっては、収納箇所に困ることもあるかもしれません。
このような状況を避けるために、「キッチンボード」があります。

キッチンボードとは、食器類を片付ける家具のこと

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まず、「キッチンボードとはそもそも何か」から解説していきます。
キッチンボードは、収納家具のうちのひとつであり、調理家具や食器を片付けるために存在するものです。日本だけでなく海外でも多く見られる代表的なキッチン家具のうちのひとつであり、現在は多くの仮定がこれを取り入れています。

キッチンボードは、食器棚と非常に似た性質を持っています。ただ、食器棚はあくまで食器を片付ける目的に特化したものであるのに対して、キッチンボードは料理家電（電子レンジなど）も一緒に片付けられるようになっているものを指すことが多いといえます。

料理をしやすくし、台所を片付けるために必須ともいえるキッチンボードは、現在さまざまな方法で手に入れられるようになっています。
家具売り場などの店舗に足を運べばほぼ必ずキッチンボードが置かれていますし、通販で購入することもできます。また、オーダーやセミオーダーで作ることのできるキッチンボードもあります。

なお、家具売り場でキッチンボードを求める際には、「ある程度スピーディーに、かつ実際のサイズ感を確認しながら購入できる」というメリットがあります。
通販で購入する場合は、条件（価格やサイズなど）を事細かに設定して選べるというメリットがあります。また通販の場合は、数多くの選択肢から好きなものを選択できます。
オーダーやセミオーダーでキッチンボードを作る場合は、デザインを自分である程度好きに設定できるという強みがあります。
サイズなども細かく指定できるため、「自分の理想のキッチン」を手に入れたいと考える人にとっては、この方法が有効です。

キッチンボードの選び方5つ

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上記を踏まえたうえで、「それではどのようなことを基準としてキッチンボードを選んでいけばよいか」について解説していきます。

キッチンボードを選ぶときの基準は、以下の3つです。
・サイズと高さ
・収納の方法
・価格
・デザイン
それぞれ見ていきましょう。

・サイズと高さ

キッチンボードは「収納家具」としての性質を持つため、「収容力」を見ることは非常に重要です。ただ大きいものであればよいというだけではなく、家族の数や片付けるべきものの量によって選び分けることが非常に重要です。
また、「高さ」を見ることも重要です。キッチンボードにはカウンターが設けられていますが、「最適なカウンターの高さ」は人によって異なります。なお、低すぎる位置に、炊飯器などを置くカウンターが設けられていると使いにくさを感じることが多いため、この点には特に注意しましょう。

・収納の方法

キッチンボードを購入する場合は、「収納方法」にも注目しましょう。
キッチンボードには「扉」が設けられていることが多いといえます。この「扉」は、ほこりの侵入などを防ぐためにつけられているものです。
扉には大きくわけて、「開き戸」と「引き戸」の2つがあります。開き戸の方が食器の出し入れがしやすいという特徴がありますが、引き戸の場合はスペースをとらないというメリットがあります。

また、引き出し式になっているキッチンボードもあります。引き出し式のものも物が片付けやすいという特徴があります。また、中に何が入っているかがすぐに確認できます。しかし出し入れの際にはスペースが必要であるうえ、引き出す際に食器類がガタガタとぶつかる可能性があります。

・価格

キッチンボードを決めるうえでは、「価格」も重要な要素です。
「人気のキッチンボードであればあるほど価格が高い」「使いにくいものほど価格が安い」というわけではありませんが、高級素材を使ったり、手間がかかったり、規格品ではなかったりするものの場合は、価格が高くなる傾向にあります。
また、通販で取り寄せる場合は、送料がかかる点にも注意しましょう。

・デザイン

キッチンボードは、収納家具であると同時に、「インテリア」としての性質も持つものです。そのため、収納力や収納方法、価格とあわせて、デザインのことも考えていくべきでしょう。モダンでスタイリッシュなキッチンボードもありますし、アンティークスタイルのキッチンボードも存在します。シンプルタイプで飾り気のないキッチンボードや、木目調で優しい風合いを持っているキッチンボードも売られています。
なおデザインにこだわりがある場合は、オーダーやセミオーダーでキッチンボードを作ることが推奨されます。

キッチンデポでは、セミオーダーのキッチン作りをお引き受けしています。一つひとつのご希望にしっかり対応し、お客様好みのキッチンを作り上げていきます。
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鍋谷萌子

インテリア関係・建築関係・リフォームや内装関係の記事を1000件以上手掛けてきたプロライターです。自分自身も注文住宅を一から作り上げた経験を持ち、ホームバーなども制作しました。
「住みやすい家、使いやすい家」はもちろんのこと、「すてきな家、美しい家」を作るためのお手伝いをします。